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骨粗鬆症になったらどんな薬を使うの?
閉経後骨粗鬆症の治療薬ラロキシフェンの投与で、脳卒中のリスクが高まることがわかりました。
米カリフォルニア大学サンディエゴ校のElizabeth Barrett-Connor氏らが、New England Journal of Medicine(NEJM)誌2006年7月13日号に報告した結果によりますと、閉経後骨粗鬆症の治療薬ラロキシフェンの投与で、致死的(死に至る)脳卒中のリスクが高まることがわかりました。
大量ステロイド投与患者さんの骨粗鬆症化制御・骨折予防が期待できる、ビタミンDとアレンドロネートの予防投与
これをご覧になっておられる方の中には、病気の治療薬として、大量のステロイド剤を投与されておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった大量ステロイド投与患者さんに朗報です。
前立腺ガンに用いられる治療薬を使うことによる骨量減少を予防することができる可能性がでてきました。
前立腺ガンの患者さんにはしばしば「GnRHアゴニスト」
*GnRHアゴニストについて詳しくはこちら
http://www.j-endoscopy.com/image/pamphlet/GnRHa.pdf
という治療薬が用いられます。しかし、この治療薬は
「骨量が減少する」
「骨折の危険性を助長する」
などの副作用がでる場合があり、注意が必要でした。
リウマチ患者へのビオホスホネート製剤の使用について
関節リウマチの患者さんが、骨粗鬆症を同時にもっている場合、患者さんの日常の生活がかなり抑制される事となります。