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骨粗鬆症に関するQ&A

運動した方が骨は丈夫になるの?



運動することが苦にならない、運動が習慣になっている人と、運動があまり好きでない、すなわち運動が習慣になっていない人とでは、前者の方が骨粗鬆症になりにくく、骨折もしにくい事がデータとして報告されています。

適度な運動は筋肉を動かします。そのことによって、骨に適度のストレスがたまり骨を増やすことにつながるのです。
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また、運動することによりよりおなかが空いて、食事の量が増えその中のタンパク質がある種のホルモンを増やし、そのホルモンが骨を作る細胞(骨芽細胞)を増やしますので、間接的にも骨が増えると考えられます。

ただ、骨粗鬆症になってしまった人の運動との関連を示すデータはありませんので、骨粗鬆症になる前の若い頃から適度な運動をするように心がけましょう。

さらに、骨粗鬆症になってしまっても運動することによって転倒する危険性が減りますから、やはり適度な運動は大切だと考えられています。