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1ヶ月に1回の投与ですむ、ビスフォスフォネート系の骨粗鬆症治療薬が製造承認されました


1ヶ月に1回の投与ですむ、ビスフォスフォネート系の骨粗鬆症治療薬が製造承認されました。

中外製薬と大正製薬の共同開発で行なってきたビスフォスフォネート系の骨粗鬆症治療薬が今回製造承認されました。

治療薬の名前はボンビバR静注になります。



この治療薬ですが以下の点で、骨粗鬆症の患者さんにとって特徴的なメリットがあります。



<規制がゆるやか>

他のビスフォスフォネート系の経口製剤の代表的な規制として

・服用前後は飲食や他の薬剤は原則禁止

・服用後最低30分は横になってはいけない

などが挙げられます。



しかし、このボンビバはこのような規制がありませんので、かなりの負担軽減になります。



<静脈注射であること>

経口系の飲み薬でない点で、病院に行かないといけないというデメリットがありますが、このボンビバは点滴による注射ではなく、通常の静脈注射になりますので、短時間の投与ですむというメリットがあります。



ただし、薬ですので当然副作用もあります。

主な副作用としては、筋肉痛や関節痛などがあがっています。

またアナフィラキシーショックなどの重大な副作用も報告されていますので、ドクターの十分な説明を聞くことが大切です。



ソースサイト

ボンビバ:月1回のワンショット静注で済むビスホス製剤)