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 骨粗鬆症最新情報

慶應義塾大学医学部が骨量の維持には、骨の感覚神経が大事な働きをしていることを見つけたそうです。


慶應義塾大学医学部腎臓・内分泌・代謝内科の研究グループ(竹田秀医学部特任准教授、伊藤裕教授ら)では、骨量の維持には骨の感覚神経がとても大事な働きをしていることを世界で初めて解明したそうです。

http://news.e-expo.net/pdf/2013/05/keio20130507.pdf

感覚神経とは?
感覚神経(かんかくしんけい)とは、体や内臓の感覚の動きを送信するために信号を伝える神経の総称である。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、受容体から離れて中枢に向かうので、求心性神経、知覚を感じ取るので知覚神経という名称でも呼ばれる。
(Wikipediaより)

この研究の発端は、

・骨にたくさんの感覚神経が侵入している

・この骨の中の感覚神経が骨代謝を調整していること

の2点にあるとのことです。

このことから、骨粗鬆症の治療に新たに「骨の感覚神経」が加わったことになります。
骨の感覚神経と骨粗鬆症がどのような関係であり、感覚神経がどのように骨粗鬆症に影響を及ぼしているかがわかれば、骨粗鬆症治療の有効な対策の手がかりになるでしょう。