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京大が骨粗しょう症の解明につながる研究結果を発表しました


京都大学が、タンパク質ナノモーターの回転軸の詳細構造を解明したそうです。

タンパク質ナノモーターの回転軸の構造を解明することで、骨粗鬆症などの疾病に関与するV型ATPaseの活性調節機構の解明に繋がるものと期待されるそうです。

細菌からヒトまで多種多様の生体膜中にV型ATPaseは、存在しています。
また、このV型ATPaseは水素イオンを運ぶことで膜内外のpHを調整しています。

V型ATPaseはがん細胞の細胞膜や骨をつくるのに関わる破骨細胞にも存在しています。
このことから、がん細胞や骨粗鬆症の増殖・転移に関与していることがすでに解明しています。
つまり、V型ATPaseの分子メカニズムを知ることで創薬への応用、これら疾病の理解に繋がる重要な知見になるのです。

本研究では、V型ATPaseの活性調節のしくみを明らかにすることを目的として、V型ATPaseの回転軸であるDF複合体の立体構造を解明することを試みました。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=296825&lindID=5


V型ATPaseの詳しい解説はこちら
http://lifesciencedb.jp/dbsearch/Literature/get_pne_cgpdf.php?year=2004&number=4912&file=8zoxPLUScFBlQYQBvepo870hw==