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骨量と脂肪のバランスを調節するメカニズムについての最新情報です




JST(理事長 北澤宏一)は、生体の骨量と脂肪のバランスを調節するメカニズムにおいて、「Wnt5a」という細胞外分泌たんぱく質が決定的に重要な働きをしていることを、マウスを使った研究で突き止めました。(科学技術振興機構報 第435号より)



「骨は生き物」でも解説していますが、骨には骨芽細胞があります。この骨芽細胞はどこで作られるかというと、骨髄の簡葉系幹細胞というところで作られます。



この簡葉系幹細胞では、脂肪のバランスを調整する脂肪細胞なども同時に作られますが、この脂肪細胞や骨芽細胞のバランスを、何が制御しているのが



「Wnt5a」というタンパク質



だったわけです。



この「Wnt5a」の作用がさらに解明されることで、肥満や骨粗鬆症の治療開発がさらに進むことが期待されているそうです。



詳しくはこちら

http://www.jst.go.jp/pr/info/info435/index.html

をどうぞ。