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骨量について

骨密度と骨の質について






骨粗鬆症の予防には、カルシウムの摂取が大事なことはよく知られていますが、カルシウムの摂取の主な目的は「骨密度」をあげることでした。しかし、ここ最近の研究では、「骨密度」と同じくらい大事な要素として

「骨の質」

があがってきています。






骨はカルシウムでできていると思われている方がほとんどだと思いますが、これは半分正解で、半分不正解です。実はカルシウムは骨の成分(体積)の約半分しかありません。では残り半分は何でできているかというと、タンパク質の一種「コラーゲン」なんですね。



この、カルシウムとコラーゲンの関係を例えると、骨がコンクリートでコラーゲンが鉄筋にあたります。つまりいくらコンクリートをがちがちに固めても、鉄筋がしっかりしていないと(もしくはないと)もろい建物になるように、骨もカルシウムの量だけでは丈夫かどうか正確には分からないんですね。



ですので、最近はカルシウムとコラーゲンの両方の量を調べる方向に変わってきているようです。



さらにコラーゲンには、骨の強度を上げる「善玉コラーゲン」と骨の強度を下げる「悪玉コラーゲン」があります。

骨が折れやすい人は、「悪玉コラーゲン」が多く、「善玉コラーゲン」が少ないんですね。



では、この「善玉コラーゲン」を増やすにはどうしたらいいんでしょうか?



それは、ビタミンB12、B6やビタミンの一種である葉酸を摂取することが大切です。このビタミンB12、B6、葉酸が多く含まれる食品には



ビタミンB12が多い・・・シジミ、あさり、サンマ、にしん、のり、レバーなど

ビタミンB6が多い・・・ニンニク、マグロの赤身、肉類、ごま、ピーナッツ

葉酸が多い・・・のり、緑茶、枝豆、モロヘイヤ、パセリ



があげられます。



これらの食品を多くとることによって、さらに骨を丈夫にすることができるんですね。



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