骨粗鬆症（骨粗しょう症） 解説と最新情報!! > 骨量について > 骨量低下イコール骨粗鬆症ではありません。
骨量について骨量低下イコール骨粗鬆症ではありません。
骨量が低下しているからといって、すぐに骨粗鬆症だと決めつけてはいけません。
骨量低下というのは、骨量が正常な人の範囲より下回っていることなのです。
ですので、骨量低下がそのまますぐに骨粗鬆症につながるわけではありません。
ただ、骨量低下が進行していきますと、骨の構造に変化が起き骨の中がスカスカの状態になります。この状態を骨粗鬆症と呼んでいるのです。
骨粗鬆症の判断基準は財団法人 骨粗鬆症財団のHPで
http://www.jpof.or.jp/content/qa/04.html
説明しています。
では、なぜ骨量は減っていくのでしょうか？それには大きく３つの原因があると言われています。
��まずは加齢による減少です。加齢により体の様々な部分が衰えてきます。骨も例外ではありません。
��女性であるために骨量が減ります。女性は女性ホルモン（エストロゲン）の減少が原因で骨量が急激に減少するのです。また、女性は男性に比べて体がきゃしゃにできていますので、当然骨の量も男性に比べて少なくなります。
��最後は、遺伝的な原因によるものです。骨が丈夫でない遺伝子を両親から受け継ぐと、受け継いだ人も骨が丈夫でない人になる確立が高くなります。しかし、遺伝子を持っているからといって、すぐに骨粗鬆症になるわけではありません。生活習慣をはじめとする様々な要因が関係して骨粗鬆症になりますので、一概にはいえないのです。
