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骨量について骨量も変化している!!
骨量も骨の一部ですから当然、日々変化しています。
年齢・体の成長の度合いなどで変化していきますが、大事なことは、この変化が
男性と女性とでは違う
ということなんですね。
では、男性と女性と一体どう違うのか見ていきましょう。
- 女性:
骨量は思春期と呼ばれる期間から20歳ぐらいまでが最大となります。
その後、40歳後半〜50歳前半までの閉経の頃まで大体同じ値となります。
しかし、その後が大事で
閉経+10年ぐらいで女性ホルモン(エストロゲン)が減るに伴い骨量が急速に減ってしまうんです。
でも、この閉経+10年ぐらいが過ぎ、女性ホルモンの量が一定になる時期(60歳〜65歳以後)になると、骨量の減少は安定します。
しかし骨量はその間も少しずつ、しかも確実に減り続けるんですね。
- 男性:
男性は女性ほど急激に骨量が減る時期はありません。
しかし40歳頃を過ぎると、少しずつ骨量が減ってきます。
加齢と共にゆるやかに骨量が減るのですね。
では、これを図にしてみましょう。