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骨ってなんでしょう?

骨の外側と内側では成分が違う。



骨の成分には大きく2つ「無機質」「コラーゲン」というタンパク質があると説明しましたが、実は骨そのものも2重構造になっています。

骨の外側と内側では、違う作りになっているんですね。

  1. まず骨の外側です。骨の外側は「皮質骨」といわれています。
    特徴としては、緻密で硬く、また無機質の成分が多くなっています。
    骨が硬いのは、骨の外側が硬いからなんですね。


  2. 次に骨の内側です。骨の内側は「海綿骨」といわれています。
    「海綿骨」は外側と反対に無機質の成分が少なく、海綿という字が使われているように綿のようなスポンジ(あのキッチンで使うスポンジを思い出してみてください)状になっています。

    「海綿骨」は骨梁という小さな骨が、スポンジのように網の目状になっています。
    ですので、骨の中身は完全に埋まっているのではなくて、ある程度空間があるのですね。


    じゃあ、これを図でまとめてみましょう。

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