骨粗鬆症(骨粗しょう症) 解説と最新情報!! > 骨ってなんでしょう? > 骨の外側と内側では成分が違う。
骨ってなんでしょう?骨の外側と内側では成分が違う。
骨の成分には大きく2つ「無機質」と「コラーゲン」というタンパク質があると説明しましたが、実は骨そのものも2重構造になっています。
骨の外側と内側では、違う作りになっているんですね。
- まず骨の外側です。骨の外側は「皮質骨」といわれています。
特徴としては、緻密で硬く、また無機質の成分が多くなっています。
骨が硬いのは、骨の外側が硬いからなんですね。
- 次に骨の内側です。骨の内側は「海綿骨」といわれています。
「海綿骨」は外側と反対に無機質の成分が少なく、海綿という字が使われているように綿のようなスポンジ(あのキッチンで使うスポンジを思い出してみてください)状になっています。
「海綿骨」は骨梁という小さな骨が、スポンジのように網の目状になっています。
ですので、骨の中身は完全に埋まっているのではなくて、ある程度空間があるのですね。
じゃあ、これを図でまとめてみましょう。